僕のヒーロー。

「あなたが尊敬する人は誰ですか、あなたにとってのヒーローは誰ですか。」

よく受ける質問だ。

そしてその度にみんなの期待を裏切ることになる・・・。

 

みんなが、”当然この人だろう”、と思う人が僕にとってのヒーローではないからね。

 

僕にとってのヒーローは、小さな社会でがんばって生活している普通の人。

揺るぎない信仰を持って誠実に生活している人。

自分のため、家族のため、教会のため、社会のために夢を持っている人。

その夢の実現を真剣に考え実行している人。

 

僕のヒーローは家族を支えるために一生懸命働く。

所属する教区でボランティア活動を行う。

社会の片隅を照らすために、与えられた場所で、自分ができることを、自分のできる範囲で行う。

神様はそんな人達を愛している。

彼らは時折神様を近くに感じ、ある時は遠くに感じ、しばしばその存在を忘れてしまうこともあるけれど。

 

僕のヒーローは自分が完全でないことを知っている。

時折間違った行動を起こす自分に向き合い、自分の誤りや欠点を理解する。

彼らは自分をより良い人間にする価値ある術を備えている。

その術に例え失敗したとしても、その度に自分を奮い立たせ、新たに挑むことができる。

 

僕のヒーローはお金の問題、結婚の問題、家族の問題を抱えている。

なり得る最良の両親であろうと精一杯なんだけどね。

悪癖、健康問題に悩まされて、職業についても不安を抱えている。

でも上を向いて頑張っている。

どんなに不足や不安が襲って来ようとも。

 

僕のヒーローは人生は困難だということを知っている。

人生良い時もあれば悪い時もある。

楽しい時もあればツライ時もある。

でも朝が来れば、自分のため子供達のため、この世をより良い社会にするべく起き上がる。

 

 

 

そんな彼らが僕にとってのヒーロー。

もっと良い自分になりたいと思わせてくれるんだ。

 

僕は人生の良し悪しは、どんな人達と過ごしてきたかで量れると思っている。

僕の人生において、周りのみんなが大きな役割を果たしてくれた。

多くの祝福に満たされてきた。

僕がカトリック教信者であることを愛する一つの理由は、神様があなたみたいな人達で僕の周りを取り囲んでくれているという信仰心の中にある。

 

この本を開くにあたって、伝えたいことはまだたくさんある。

カトリック教は豊かな歴史と神秘と共にある。

でも、今の自分を最も鼓舞してくれるのはこのような普通の人達だ。

 

あなたが誰であろうと、どこにいようと、自分ができることを、自分が置かれた場所で、自分のできる範囲でやり続けて行こう。

自分の教区での役割に精をだし、魂の成長に自分自身を捧げよう。

そしてともに、世界中の何百万という人々に、カトリック教信者でいることを愛する何百万もの理由を伝えて行こう。

 

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上の文章は、下の本の序文として、マシュー・ケリー先生が書かれたもので(意訳に近いですが)、カトリック教信者、あるいはカトリック教になんらかの興味をもっている人に向けて書かれたものです。

Why I Love Being Catholic: Dynamic Catholic Ambassadors Share Their Hopes and Dreams for the Future

 

ヒーローってなんだろうって考えた時、別に特別な人間でなくていいということを伝えてくれている。

そう、特別な人間でなくてもいい。

平凡な人間でいい。

大切なのはハートだよ。

中身だよ。

くじけても、挫折しても、正直に希望を持って生きていける人、そんな人が本当のヒーローだよ。

 

 

 

そんな人だれもヒーローなんて思わないよって?

いやそれは違うな。

今は分からないかもしれない。

”ヒーロー”ってなかなか言ってくれないかもしれない。

でもあなたがそんな”ヒーロー”でありる限り、あなたのファンは必ず存在している。

そしていつの日か、そのファンから絶大なる親愛なメッセージを受けることになる。

だからそんなファンの期待を裏切らないように、希望を持って前を向いて歩み続けて行こう。

そんなあなたは最高にかっこいいヒーローだ。


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