1.1 Your Choices Matter (よりよい人生イコール、よりよい選択)
マシュー・ケリーさんがお話下さっている、“DECISION POINT”より今回は、選択の大切さについて紹介します。
上の動画では二人の若者が登場します。
JAMESとJESSICA。
しかし、二人の人生は全くの別ものとして展開されることとなりました。
JAMESは17歳にして、殺人を犯し終身刑となった。
JESSICAは優れたアスリートであり、ハーバード大学をクラス一番で卒業することになった。
青年時にしてこれほどまでに二人の人生の明暗を分けたもの・・・、それが”選択”なのですね。
JAMESは一瞬の怒りの衝動で拳銃の引き金を引いて、殺人を犯してしまったのですが、そこに至るまでの経緯にはたくさんの”選択”がなされていました。
Hanging with a gang (ギャングのメンバーとつるむ)
Join a gang(ギャングに加わる)
Steal a gun(銃を盗む)
Drugs and alcohol(酒や薬がある所に行くようになる)
Skip school(学校をさぼる)
Start drinking(酒を飲みだす)
Go out late(夜中に出歩くようになる)
こういった一連の”選択”の積み重ねの先に、”銃で人を撃つ”という最悪の選択がなされたのです。
一方、JESSICAはどうでしょう。
Be a good student(良識ある学生であろうとする)
Don’t stay out late(パーティーなどに行っても遅くまで参加しない)
Wake up early(早起きをしてトレーニングをする)
Don’t smoke or drink(酒、タバコをやらない)
Eat healthy(体に良いものを食べる)
Avoid bad influences(素行の悪い友人とは付き合わない)
Push herself(自分の力を引き出す努力をする)
こういった一連の選択の積み重ねの上に彼女の成功は築かれたました。
・・・どうでしょう。
この情報化社会、たくさんのいろ~んな邪悪の誘惑がありますね。
その邪悪な誘惑に乗るか乗らないか、それがまさに重大な選択なのです。
マシューさんは言われています。
JAMESは選択の犠牲者(Victim)ではない、選択の創作者(Author)なんだと。
神様は吾々に選択の自由を与えて下さっています。
何をするにも吾々はできる。
上のように殺人でさえも犯すことができるのです。
それは吾々に与えられた最大の権限であります。
でもだからこそ、そこには責任が伴います。
それは自由を行使した結果は全て引き受ける、という責任です。
何でも好き勝手に自由を行使しておいて、結果には責任を持ちませんよ、という訳には行かないです。
そこから吾々は自ずと正しい生き方を学んで行くのです。
良い種をまけば良い実が育ち、悪い種をまけば悪い実が育ちます。
その種がまさに日々の吾々の”選択”なんですね。
マシューさんはそれを、ReasonとConscience両者の結合の結果だと言われています。
Reason(理由)とはなぜそれをしてはいけないのか、あるいはそうした方がよいのか、その理由。
そして、Conscience(良識、自制心)とはその判断を実行することを激励する心の囁き。
よく言われるのが、”悪魔のささやき、神のささやき”、ですね。
”そんな固いこと言わないで、ぱっと楽しくやろうよ、この位だったらお酒飲んでも運転できるよ。”
とは悪魔のささやき。
”飲酒運転は絶対に、何があってもダメ。そう決めた以上はどんなことがあってもやらないんだ。”
とは神のささやき。
さて、どっちを選択するのか・・・?
悪魔のささやきにのって運転してしまったばっかりに、最悪人を轢い殺してしまったとしたら・・・。
そのような事態に陥ってしまった人は実際たくさんいる訳です。
一瞬の選択によって、人生を台無しにしてしまうのです。
後でいくら後悔しても、もうおそい、その代償はあまりにも大きすぎます・・・。
良い悪いの理由は分かっていても、それを実行する力が最終的にはものを言うのです。
悪魔からのささやきを却下して、神様からのささやきを常に”選択”することができるのか・・・。
ここでの選択の積み重ねが結局はあなたの人生の成否を左右します。
自分の心のアンテナが常に神様からのメッセージをキャッチしていること。
そのためには普段から自分の心を良い思想へと浸らせておくことが大切ですね。
この”Decision Point”シリーズを学んで行く理由の一つもそこにあります。
皆さんがよりよい選択をして、よりよい人生を歩まれますように・・・。
”Decision Point”を一緒に学んでいきませんか?動画の英語を全て読むことができます。
“DECISION POINT”、最初のお話はこちらです。
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