僕が考える、いい歳の取り方(パート3)。

いい歳を取って行く、重ねて行くってどうゆうことなのか?

先週、先々週に渡ってパート1パート2と書いてきましたが今回はパート3です。

理想的な人生とは自分がこの世を去る際に、最幸の人生であった、素晴らしい人生を送らせて頂いた、楽しかった、ありがたかった、精一杯生ききった、一寸の悔いもない、そのように心から想うことができることでしょう。

つまりこの世に人間として生を受け、その生の恩恵を最大限に発揮し、かつ楽しみながら生きて行くことがいい歳を取るという事ではないか。

 

歳を重ねて行くに連れて、自分が今まで為してきたこと、それによって築かれてきたものが、よりはっきりと鮮明に自分の心の中で存在感を増してきます。

それはあたかも、自分を彫刻家であるとすると、”人生”という彫刻作品を作っていく中で、その完成作品が歳を重ねるごとに徐々に見えてくるようなものです。

皆各々が(意識するしないに関わらず)自分の作品を日々創作しており、この世を去る際にそれは忽然完成するのです。

人生を終えた時、自分の作品をみて、

”こんなに素晴らしいものを俺は作り上げたのか!”

と感嘆するのか、それとも、

”こんな駄作をつくるために自分は今までの人生を費やしてきたのか・・・”

と落胆するのか。

その”時”は必ずやって来ると覚悟しておいた方がいい。

 

パート1で悪蔵と善蔵という対照的な生を送る二人のストーリーを紹介しました。

そしてパート2で二人の生き方を比較しながら、いい歳の取り方を、”他人に幸せを与えることに喜びを感じながら生活すること”と述べました。

今回パート3では、”他人に幸せを与える”ことが何故いい歳を重ねることに繋がるのか、その理由を考えて行きます。

それでは早速行ってみましょう。

 

良い環境を実現する。

いい歳を重ねるには良い環境で生活して行くことが不可欠だ。

今自分が生活している周囲を見渡した時に、良い環境にいると実感できるだろうか。

良い人々に物に囲まれていると実感できるだろうか。

もしそうでないとしたら、残念ながら現状いい歳を重ねて行っているとは言えないだろう。

”そんなこと言ったって、環境なんて簡単に変えられるもんじゃないだろう。”

そう反論するかもしれない。

確かに今置かれている環境は簡単に変えることができないように思えるかもしれないが、そういった環境を今まで作り築き上げて来たのは自分自身だ。

誰か他人の仕業で自分が今置かれている環境が作りだされている訳ではないのだ。

だから自分自身で環境を変えることもまた可能なのである。

吾々の心の雰囲気は、結局自分の雰囲気と波長を同じくするところの無数の精神波動をひきよせてそれを結局自分の周囲に実現することになるのである。

『青年の書』P162

 

ここで注意したいのは自分と同波長のものが自分の周囲に実現するということ。

これが自分自身で環境を作っているという事の本当の意味だ。

自分が置かれている環境を変えられないと思っている者は、自分と同じように変えられないと思っている者に囲まれている。

変えられないという者に囲まれているから、その信念が定着する。

良い環境にいる人々も同じことで、同じような良い心境を持つものを互いに引き寄せている。

 

住んでいる場所を例に考えてみよう。

あまりいい例えではないが、高級住宅エリアに住んでいる人と、貧困街に住んでいる人の違い。

一見お金(年収)の違いのように考えられるが、その真因は”心境”だ。

自分の心境に相応しいエリアに吾々は自然引き付けられて住んでいるのだ。

自分の心境が変化すれば、今自分が属しているグループに違和感を持ちだし、変化した心境に相応しいグループへと移動する行動が自然起こってくる。

貧困街に住んでいる人でも、その環境から抜け出したと想ったら、その心境の変化に伴って行動が起こってくるのだ。

そこからどのグループへ移動するかは心境次第だが、必ず変化は起こる。

これは所属するコミュニティという一例だが、家庭にしても、職場にしても、友人にしても同じこと、自分の置かれている環境は自分の心境が作りだすということがお分かりいただけるだろう。

 

 

 

心境の高さを量る。

つまり良い環境を自分の周囲に実現しようと思ったら、自分の心境を高めて行くことが必要となる。

 

何をもって心境の高さを量るのだろうか。

 

ここであなたが知っている人、芸能人でもスポーツ選手でも実業家でも誰でもいい、最幸の環境で生活している(つまりは最幸の人生を歩んでいる)と思える人を思い浮かべて欲しい。

そしてその人の心境が、以下の三つの基準に於いてどれほど高い位置にあるか想像して欲しい。

 

1.いかに多くの人々が自分自身の関心の的になっているかということ。

2.いかに多くの人々を自分の精神または行動によって幸福にしているかということ。

3.自分の多くの人に対する関心が単なる支配欲によるのではなくして、真に彼らを愛しているということ。

『青年の書』P162

 

つまり心境の高さの程度は、自分がどれだけ人類に対して貢献しているのかということとイコールだ。

僕がパート2で述べた、”他人に幸せを与える”ことに喜びを感じながら日々過ごすことが大切という理由の基点もここにある。

あなたが思い浮かべた最幸の環境で生活している人はこの条件にどれほど当てはまるだろうか?

ちなみに国民栄誉賞を受賞した人達をみてみよう(ウィキペディアより)。

王貞治、美空ひばり、羽生善治、そうそうたる人達が受賞されている。

最も最近の例ではフィギュアスケートの羽生結弦選手

ソチオリンピック、平昌オリンピックと2大会連続で金メダルを獲得されたが、彼は自分の名誉のためだけにオリンピックに臨んだのだろうか?

いや、そうじゃないだろう。

僕は彼は日本人の代表として誇りをもってオリンピックに臨んだと思う。

それは彼が日本人を日本という国を心から愛しているからだ。

正直彼の心境の高さがいかほどのものか、僕には想像がつかない。

以下、国民栄誉賞受賞に際しての彼の言葉を紹介しよう(ウィキペディアより)。

受賞者に与えられる規定の記念品は「皆さまを代表しての受賞、という気持ちが大きく、僕個人の気持ちはあまり出したくない」という羽生の意向で辞退となった。

受賞後は「ここまで切り開いてくださった方々がたくさんいる中で、代表として僕が頂いた」と感謝を述べたのち「この賞と、皆さまの期待とともに、これからも進んでいきたい」と語った。

 

僕が注目したいのは、”皆さまの期待とともに”という言葉。

おそらく彼は、彼の人生は彼だけのものではない、自分以外の多くの人々(ファン、応援・支援してくれている人々)と供に歩む人生だと思っているのではないだろうか。

少なくともスケート選手を続けている限り、彼のその想いは変わらないと思う。

 

 

誰かのために行動を起こす。

いい歳を取って行きたい、周囲の環境を良くしたいと望むのなら、まずは”何かをなそうと”と決意し行動を起こして行くことだ。

そしてそれが自分のためではなく、誰か他人のためであること

これによってあなたの環境は必ず良化する。

例えばサッカーが好きだったら、近所の子供達にサッカーを教える。

そんな小さなことでもあなたの環境は好転するはずだ。

 

あなたは今まで自分の環境を良くしたいと思って精一杯がんばってきたかもしれない。

でも結果が出ずにがっかりしているのなら、そのがんばりは誰に向けられたものであったか思い起こして欲しい。

自分のためだけに、自分の利益を良くすることだけに行動してしていなかっただろうか。

自分以外の誰かのためにという、その想いが抜けていなかっただろうか。

 

吾々は法則の世界に住んでいる。

法則の世界から吾々は一歩も逃れることはできないのである。

人から奪って自分が奪われないということはないのである。

人に与えて自分が与えられないということはないのである。

『青年の書』P163

 

「動・反動の法則」によって厳格に支配されている世界。

「奪うものは奪われる。」

「与えるものは与えられる。」

 

悪蔵は他人をだまして大金を稼ぎ、欲望に任せた贅沢三昧の生活を送っていたが、その勢いはクルーザーを購入するほどに繁栄していた。

善蔵はそんな悪蔵に雇われ、知恵遅れであるが故に悪用され、賃金は不当に低く抑えられていたが真面目に働き、ささやかながらも子供達に希望を与え嬉々として日々生活していた。

そんな彼らに起こった結末はパート1で描いた通りだ。

 

以下はちょっとした回想。

 

僕の家の裏庭で雑草が力強く生い茂りどんどんとはびこり増殖していた。

忙しさにかまけて手入れを怠っていると、もう裏庭全体が雑草で覆いつくされるほどになっていた。

これはいかんと思った僕はある日、強力な除草剤を隅から隅まではびこった雑草に浴びせて行った。

そんな中、庭の隅っこの方で、小さな名前も知らない花が一凛だけ咲いていた。

その美しさに心を奪われた僕は丁寧に地面から取り出して、新しく用意した鉢に植え変えて家の中に持ち帰った。

あれだけはびこり増殖していた雑草は、あっという間に全て茶色に変色し全滅した。

 

 

・・・もうお分かりだろう。

雑草悪蔵の例えで、名前も知らない小さな花善蔵だ。

そして”法則”

一時期どんなに繁栄しているように見えても、人類の発展に寄与しない行為によって得られた栄華はいずれ滅び去り、逆にどんなに小さな善行でもその報いを得る時は必ず来る

 

どんな小さなことでもいいと思う。

とにかく自分以外の誰かのためになることをなそうと決意して行動を起こすことだ。

その愛念を伴った行為が必ず誰かからの愛念となって自分に還ってくる。

これが繁栄の法則だ。

人生を豊かにし、いい歳を取って行くとはこういうことだと僕は想う。

 

 

谷口雅春先生著「青年の書」第16章 ”心に描いたものを実践せよ”を参考にさせて頂きました。

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すべての生き方に悩んでいる方にぜひ読んでもらいたい、人生最高のテキストである。この本を読んでいるかで、その人の生き方と人生が決まる。内なる声に目覚めれば、未来に自信がわき出て、それからの人生が成功に導かれる。もともと、青年用の書物であるが、幅広い年齢層の人に是非読んでもらいたい。この書をよんで、目前に起こる「奇跡の連続」に驚かざるを得ない。” By 象山さん

唯々素晴らしいです。未来へのバイブルであり、心の法則を軸に普遍的真理は永遠であると改めて理解させられました。これを読めばあなたも、わたしも幸福にならざるを得ないこと請け負いです。” By りりぽん推しさん

 


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