解雇されない人になる、いやさらには、会社が欲しい人材になる3つの要素。

2018年4月14日

二月も下旬となり春の兆しがはっきりと見えてきました。

庭の桜の木の蕾を見ると、かなりふっくらとしており、今にも新緑がその初々しい姿を見せようとしております。

日照時間もじわじわと長くなってきているのが朝夕分かり、陽ざしも初春の暖かいもの変化してきました。

通勤途中、渡り鳥の大群が南から北方面へと移動している様を早朝の美しい薄紫色の上空に見ました。

ああ、もう春だ・・・。

気分的にも明るく、高揚した気持ちになります。

 

残り雪で子供達が雪だるまを作りました。ちゃんと目があります(笑)。

 

さて今回は、私がアメリカでのサラリーマン生活の中で経験し感じてきた、”解雇”にまつわるお話をしてみたいと思います。

その中から日本人として、いろんなハンディがありながらも、何とか生き残ってきた(と言ってはちょっと大げさですが)理由について振り返ってみたいと思います。

それでは早速行ってみましょう!

 

今まで経験してきた解雇劇の数々。

初めての経験。

過去20年ほどで、大きくは4回ほどあります。

一回目は、2001年ごろでしょうか、ハイテク産業の不振により、工場が閉鎖されることになった際です。

ほとんどの従業員は解雇されましたが、1セクションのみが他社に吸収され社名を変えて存続することになりました。

当時私は会社に勤め始めてわずか2年ほど、経理課総勢10名ほどいたでしょうか、それが2名以外は皆解雇されることになったのです。

残るのは課長一人とスタッフ一人です。

もう少しで退職して気楽な老後を楽しもうとしていた人、長年勤務してきて転職など思いもしていなかった人など、当時は再就職も難しい状況でしたので、多くの人に動揺が広がっていました。

私としては、その時は若かったですし、まあ、何とかなるだろうと気楽に構えていました。

今思うと、当時働きながら大学にも通っていまして、卒業まではまだ数年かかりそうな状況でした。

あの状況で解雇されたら、果たして次の仕事は見つかっただろうか、また、その後無事大学を卒業でただろうか、と思います。

学費も会社が負担してくれていた中、何とも呑気なものでした(良きにつけ、悪しきにつけ、生来の楽観主義なんです:笑)。

そんな中、当時課長として新しい会社へ雇用されることが決まっていた人が、新しい会社での相棒として当時の経理スタッフの中から私を選んでくれたのです。

新しい会社での経理業務は、支払い、売り上げ回収業務など、一般的経理実務・経験が求められていました。

実務経験のあるネイティブの方を採用した方が良いに決まっているにも関わらず、そのような経験の全くない(私は当時工場の原価計算を担当しておりました)、また英語もままならない日本人の私を採用しようとしてくれたのです。

これには驚きと嬉しさがありました。

彼女は、不安がる私を、”新しいことを経験するチャンスだ”、といって全く不安なんてない、というような明るい表情と言葉で励ましてくれました。

他のスタックからは、なぜ私が選ばれたのか、選んだ課長に不審の目を向ける人もあったようです。

はっきりした理由を実は訊いていないのですが、彼女は私を”信頼”していてくれたようです。

この人は裏切らない、といった感じだと思います。

この点についてはまた後ほど詳しく述べたいと思います。

 

 

 

実際に解雇された経験。

二回目は、新しく移った会社も結局閉鎖されることになった際です。

しかし、その会社での数年の経験は大きなものでした。

まず、その間に大学を無事卒業することができた。

仕事的にも売り上げの請求から、支払い業務、財務諸表の作成、新しいビジネス構築のサポートと新しい経理業務を幅広く経験することができた。

アメリカでやって行く目途がついたのもこのころでした。

ですから、今回解雇ということになっても、そして本当に解雇されることになってもそれほど不安は感じませんでした。

 

振り返ってみると、当時お世話になった、経理課長のお陰は本当に大きい。

非常に優秀で、頭は切れるし、人情味もある素晴らしい方だった・・・。

今でも年に一回は会って近況を報告しあっています。

素晴らしい方とご縁を持つことができ、今の自分がこうしてあることに感謝の念に堪えません。

 

小さな会社だったので、社長から全従業員まで皆仲が良かった。

基本的に前の会社から知っていて皆気心知った者たちです。

自分たちとしては精一杯やって、新規ビジネスも一致団結獲得したし、これで閉鎖になるのだったらしょうがない、という感じでした。

ですから、この”解雇”は精神的にも雰囲気的にも暗い雰囲気のない、受け入れやすい、前向きなものでした。

 

 

これが解雇かと思い知った三回目と四回目。

今から10年弱前ほどでしょうか、いわゆるリーマン・ショックが世界中に起こった時ですね、当時勤めていた米系会社で経験した解雇はショッキングなものでした。

それまで、いけいけドンドン、雇用を増やして会社としても上昇傾向にあったのですが、あの出来事以来、急速に収益が悪化しまして、早急に対処をしなければならいようになりました。

私も当時、会社の財務諸表を作成しながら、これはやばいなあ、と感じていたのを覚えております。

 

それはある日突然起こりました。

朝会社に着くと、集会場に呼び出されて、今ここにいない人たちは本日解雇されることになった、とのこと。

今解雇される人の手続きを別室でやっているので、それが終わるまでここで待機するように、と言われました。

見渡すと、誰が解雇されたのかが分かる・・・。

途中、私は集会場を抜け出して、トイレに行ったのですが、当時一緒によく働いていた支払い関係の男性、彼は解雇される側だったのですが、彼がぶつぶつ文句を言いながら荷物をまとめている様子を垣間見ました。

”いきなり朝からまいったよ、これからどうやって仕事を探そうか”、

みたいなことを結構大きな声で呟いていたのを覚えております。

まだ子供は小さいし、彼自身大学に通っている身でした。

相当な不安であったことでしょう・・・。

その時は、全体の一割ほどが解雇されたでしょうか。

 

ところが、その数か月後、また、さらに大規模な解雇劇があったのです。

まだ朝早い午前中でした。

丁度、経理部長と二人でミーティングを行っていたのですが、その会議室に副社長が入ってきました。

険しい表情だったのを覚えております。

私には目もくれず、

”ジェフ、ちょっと来い。ハルはここで待て。”

と。

二人で立ち去ったそのすぐ後、副社長が戻ってきて、

”ハル、お前も来い。”

と。

部長の行き先は、解雇組、私の行き先は生き残り組、だったのです。

 

集会場に着くなり、”またか~”、という感じでした。

その時の解雇者数は全体の3割ほどという、かなり激しいものでした。

”ええ、あの人も”

というような人も多数含まれておりました。

 

かなりの衝撃でした・・・。

 

中間管理職のポジションはかなり削減されたのですが、副社長以上のいわゆる上級管理職はだれも解雇されていない・・・。

その現実に、当時私は元々の責任はあなたたちにあるのでは、なぜ下の人ばかり切って、あなたたちは安泰なのか、と疑問に思ったことでした。

しかしその後、徐々に業績が回復してくる中、優秀な人物、当時やむを得ず解雇せざるをえなかった人を再雇用するなど、会社自体、昔の姿を回復して行きました。

少しづつ明るい活気に満ちた会社に戻ってきていているのが感じられました。

それによって私の経営陣に対する信頼もまた回復してきた・・・。

 

後日談ですが、当時の経営陣トップ5名、その後7年以内に、残念ながら結局全員が解雇されております。

会社の株主が変わり、まず社長が交代させられた。

このような一斉の解雇ではないですが、コスト削減を掲げる新社長は、じわじわと、いつ果てるともなく解雇を継続しました。

それは多くの従業員に異質に映りましたし、会社への信頼・忠誠は当然堕ちました。

会社の古き良き伝統を受け継いだ、核となるべき人物が自らあるいは強制的に会社を去る中、会社自体が全く異質なものになってしまいました。

 

・・・私も結局会社を去りました。

このブログでも以前述べましたが、去った原因はいろんな複合的要因にあり、今振り返ると、結局新しい会社へ移る時期であったのだろうと思います。

 

 

解雇されない人の特徴とは。

以上のような経験を通して、私なりに解雇されない人の特徴が自然と心の中に形成されてきました。

もちろん、運命的なものもあり、自分の力だけでは如何ともしがたい状況はあります。

ただ、大まかな傾向としてそれは事実であろうし、また、そのような能力・マインドを持つことで、どこに行っても重宝がられる人材でありうると思う次第です。

それが以下の3つの要素です。

Ability

まずは、Ability、能力ですね。

仕事をやる上で、お金をもらう以上、その仕事をこなす能力は当然必要です。

たとえば、私の生業であります経理業務。

アメリカでの経理業務をこなそうと思ったら、アメリカ会計制度の習得及び経理実務(分野にもよりますが)をこなす能力(技術)がないと土台無理な話です。

もし、この能力が異常に欠乏している場合、そしてその改善が見込めない場合、解雇される可能性は非常に高いと考えた方がいいでしょう。

実に基本的な部分であり、これを日々向上させて行かない限り、キャリアの向上を望むことも無理であります。

また、能力の向上に欠かせないのが経験であります。

一つの分野に長く時間を費やすことでその能力は自然と磨かれます。

ですから、能力(技術)と経験はキャリアを築く上での両輪でありますし、この土台を確固たるものにしている人は解雇される可能性も自然低くなるはずです。

 

Motivation

次にMotivation、動機付けですね。

その仕事を行う上でやる気を駆り立てるもの、です。

実際的には、日々の生活の糧を得るために、また家族を養うため、(実はそれほど好んではいないが)仕事をこなしている、という人も多いでしょう。

私が見てきた中では、この手の人が多数解雇されていたように思えます。

それは次に述べますが、結局、その人の仕事の態度に繋がってくるからであり、嫌々やっています感、会社に不満がたまっています感のオーラを発しながら仕事をしているのでは当然良い結果を生みませんよね。

自然淘汰される訳です。

自ら解雇されたいオーラを無意識に発している、とも言えます。

 

仕事をうまくこなす人、日々生産的に過ごす人はこのMotivationを下げることなく、日々前向きに過ごすことのできる人でしょう。

その秘訣は短期ではなく長期的・不変的に、根源的な働く理由を本人なりにしっかり確立しているかどうかにあります。

 

なぜ自分はこの会社で今働いているのか?

私としては、以下のブログ記事で一つの考えを述べておりますので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。

永遠に進歩する人となれ。

 

・・・まあ、これは私個人の想いであって、皆さんいろんな想いがあるとは思います。

ただ、こういった想いを土台にもっていたが故に(もちろん20年前は今ほどはっきりとは意識していなかったにしても)今まで一度として解雇されることがなかった(工場閉鎖による全授業員解雇を除いて)のもまた事実であります。

一つの参考にはなろうかと思います。

 

 

 

Attitude

最期にこのAttitude、簡単にいうと”態度”ですね。

もっと詳しく言うと、私は”心のありよう”と解釈しております。

先ほども述べましたが、それは自分が周囲に発している”メッセージ”のことですね。

 

実はこれが一番重要かもしれません。

上の動機付けとも非常に関連する部分で、確かな動機を持たないことには、心のありようもまたすさんだものとなり易いです。

例えば、給料に対する不満。

安すぎる・・・。

あと、昇進、今のポジションに対する不満・・・。

 

気持ちは分かりますが、その会社で働いている以上、自分の時間を今費やしている以上、前向きに取り組むにしくはありません。

 

自分を仮想個人事業主と考えて、今の会社を顧客と考えてみると分かり易いでしょうか?

顧客から評判をあげることで、いずれ、他の顧客から、

”ハルを取れ”

といった評判に繋がって行くのです。

ですから、自分がもらっている給料以上に、自分が置かれているポジション以上にまずは働くことです。

 

私たちも、外食するときに、安くて美味しいお店に行きますよね。

いわゆる、行列のできるお店です。

私たちはサラリーマンですが、この点い於いて何ら変わりないのです。

顧客が行列をなして働いてほしいと望んでいる社員であるのか、それとも閑古鳥が鳴くさびれた社員であるのか、その点変わりはないのです。

 

能力、動機、態度。

この三点を常に満たして、そして高めて日々仕事をして行ければ何も心配はいらない、ということがお分かりいただけるかと思います。

解雇される可能性は極めて低いですし、逆に、好待遇で他社から雇用される可能性が高まることでしょう。

日本ではどうか分かりませんが、私の住んでいる所では、長く住んでいるとレイオフ等もあり、転職も自然経験しますので、その業界において、良い評判、悪い評判というものが個人間で出来上がっている側面があります。

目にみえない形でその人の人的資産形成が、周囲の人々の判断によってなされているのです。

これは一朝一夕では決して変えることのできない、貴重な無形資産です。

これを”負債”としないよう、日々心がけることが大切ですね。

 

研究室より。

実は先週、非常に嬉しいことがありました。

私が推奨しております、谷口雅春先生著『青年の書』、このブログを通して購入された方がおられます!

購入された方が今後素晴らしい人生を歩まれることを心より祈念致します。

 

管理人注:下写真、谷口雅春先生です。「生長の家」創始者・谷口雅春先生を学ぶ会様のHPよりお借りしました。

 

上の記事でも述べましたが、仕事をする上での動機そして態度、この二つがいかに重要であることか・・・。

その大きな手助けをするものがこの『青年の書』であります。

 

どういうことかといいますと、例えば、大砲でもって目的物を打ち破ろうとするとします。

どんなに大砲の玉の威力が強力で破壊力・飛距離ともに十分であっても、方向が間違っていたら何にもなりませんよね。

いや、むしろ損害を引き起こすのではないでしょうか。

その方向性を確かに設定するもの、それがこの『青年の書』なんですね。

読むことで、その方向性の設定精度が自然と最善に保たれるはずであります。

人生の航路を安全な正しい進路へと導いてくれる羅針盤、とも言えましょうか。

多くの方に是非読んで頂きたい、切に願っております。

 

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クリックしてカスタマー・リビューが読めます。その二つを以下紹介いたします。

すべての生き方に悩んでいる方にぜひ読んでもらいたい、人生最高のテキストである。この本を読んでいるかで、その人の生き方と人生が決まる。内なる声に目覚めれば、未来に自信がわき出て、それからの人生が成功に導かれる。もともと、青年用の書物であるが、幅広い年齢層の人に是非読んでもらいたい。この書をよんで、目前に起こる「奇跡の連続」に驚かざるを得ない。” By 象山さん

 

唯々素晴らしいです。未来へのバイブルであり、心の法則を軸に普遍的真理は永遠であると改めて理解させられました。これを読めばあなたも、わたしも幸福にならざるを得ないこと請け負いです。” By りりぽん推しさん

 

私がブログでこの本を紹介して推奨する理由・・・、察していただけるでしょうか?

あなたの人生の中でエポックメイキングとなり得る本なのです。

本当にそうなのか?

一度手にしてご自身でお確かめください。

 

仕事, 転職解雇

Posted by HAL


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