確実に幸福感が増す方法。

2018年3月19日

まず始めにこの寓話から。

物質的に非常に豊かな環境にあった王子が、どうしても幸せを感じられない。

それを心配した王が一人の魔法使いから回答を得た。

魔法使いは答えを白紙によって示す。

その白紙を火であぶってみると、出てきた回答は・・・、

 

”一日一回は必ず人に深切をせよ。”

 

ある哲学者の問い。

また、こんな話もあります。

ある哲学者が学生に尋ねた。

「世界中でもっとも望ましきものは何か?」

その哲学者から最も高い点数を得た答え、

それは・・・、

 

「善き心情」。

 

・・・なるほど、でも「善き心情」の定義は広範囲にあたり、漠然としています。

善意、愛情、正義感、道徳心、みんな「善き心情」と言えます。

冒頭の魔法使いからの回答である”深切心”、これもそうです。

しかしここでポイントとなるのは、何が「善き心情」かという定義よりも、そういった「善き心情」をただ持っているだけではダメだ、ということです。

 

 

「善き心情」が何にせよ、それを他人に与えて形にしたときにはじめて自分の喜びになる、この点が重要です。

他人を通して自分の深切心が実現された時、自分の生命が喜びを覚え、生きがいを感じ、能力が倍加することを感じるのです。

 

Helper’s High(ヘルパーズ・ハイ)とは?

他人を助けることで得られる幸福感を”ヘルパーズ・ハイ”といいます。

上の例でいうと、

”他人に深切を施すことで、自分の生命が喜びを覚え、生きがいを感じ、能力が倍加することを感じる幸福感。”

のことです。

 

Helper’s High(ヘルパーズ・ハイ)の功徳。

大きく5つあります。

幸福感が増す。

人生の満足度が上がる。

自尊心が高まる。

鬱の抗体性が高まる。

人生主人公の感覚が得られる。

おかしなもので、自分のためにではなく、他人のために尽くすことで、自分への満足感・自尊心が高まるのですね。

 

多くの人たちが豊かなる生活を送ることができないでいつもけちな生活しか送ることができないのは、我々の与えるところの能力が、愛が、智慧が、深切が足りないからである。

吾々はもっともっと、能力と、智慧と、愛と、深切とを人々に与えれば、いくらでも豊富に豊かなる生活を営むことができるのである。

『青年の書』P49

 

私が推奨しております谷口雅春先生著『青年の書』ですが、その中では、和顔、愛語、賛嘆を他に与えよ、と言っています。

 

管理人注:下写真、谷口雅春先生です。「生長の家」創始者・谷口雅春先生を学ぶ会様のHPよりお借りしました。

 

だれもが皆、和やかな表情で、愛らしい言葉を、褒め言葉を他者からかけられる事を求めています。

冒頭、魔法使いの答えは、

”一日一回は必ず人に深切をせよ。”

でしたが、もっと簡単に具体的に、

”一日一回は必ず他人のいいところを見つけて褒めよ。”

まずはこれを実行してみましょう。

 

本当小さいことでいいし、自分以外だったら誰でもいい。

奥さんに、”今日の夕食のおかずはおいしかった。”とか、会社の女性に、”髪型が素敵だね。”とか。

とにかく、他人のいいところを見つけようとアンテナを張って、見つけたらそれを優しい言葉で穏やかな表情で発してみる。

 

そんな小さな深切心から実践して行きましょう。

 

 

そこから得られる幸福感は相当大きいものに違いありません。

 

Helper’s High(ヘルパーズ・ハイ)の効能。

科学的に証明された効能、大きくいって5つあるようです。

①人への親近感・信頼感が増す。

ストレスが消える。

血圧の上昇を抑える。

心臓の機能を整える。

長寿の傾向がある。

先に述べた5つの功徳を考えるに、これらの効能が現れるのも納得できますよね。

だって幸福感が得られないからこそ、これらの効能とは逆の症状が現れるわけで、心から幸福感が得られたら血圧が上昇するとは思えません(笑)。

 

幸せな人生を歩むために。

自分の幸せを得たい、だから他人に深切をしようじゃないんですね。

他人に深切をしよう、なぜならそれが自分の幸せだからです。

先に述べたヘルパーズ・ハイの5つの効能、これもそれを求めてやっているのではなく、あくまでやった結果そうなる、ということ。

他人に深切をして、その人が喜ぶのを見て自分も喜ぶ、結果、5つの効能が自分の中に自然と現れて来るということです。

 

他人に深切をして得られる効能、それは必ずしも物質的・名声的に恵まれる訳ではないかもしれません。

実際この世の中を見るに物質的、名声的といった俗世間的な功利の観点からは、正直者がバカを見て、ズル賢い人間が利益を得ていると感じられることが多々あります。

愚直に深切をして損をする人もいるだろうし、利口に立ち回って他人から深切を引き出し悪用して潤っている者もいるでしょう。

深切を行うにも智慧を伴っていないことには、心ない人から悪用されることもあるのです。

それが現実の世の中というものです。

でもそんな時には次の言葉を思い出しましょう。

 

全世界は政治上に、あるいは経済上に大いに貢献した人のために光栄ある頌徳(しょうとく:徳をほめたたえること)碑を建てるであろうが、魂の世界に於いては、善意と愛と深切と和顔愛語賛嘆とを与えた人のために天国浄土を建設してその人を迎えてくれるのである。

『青年の書』P51(カッコ内は管理人)

 

この世でどんなに栄光を得ようが、物質的に恵まれようが、他人の幸せに寄与しない限りは真の幸福は得られません

栄光を得ること、物質的に豊かになることを否定するわけではありませんが、それだけを得ても、誰かの幸せに貢献することなしには、本当の幸せを得る(実感する)ことは所詮できないのです。

他人をだまして物質的に潤ったところで、決して心からの幸福感を味わうことはできなでしょうね。

不幸な人生を送ることになるだけでしょう。

 

 

 

確実に幸福感が増す方法。

 

さて冒頭に返りまして、誰もが簡単にできる、そして確実に幸福感が増す方法です。

先に、

”一日一回は必ず他人のいいところを見つけて褒めよ。”

そして、

”だれもが皆、和やかな表情で、愛らしい言葉を、褒め言葉を他者からかけられる事を求めている。”

と言いました。

これを一番身近な者に対して毎日習慣的に行うこと、これが確実に幸福感を増す方法です。

まずは自分の家族に対して行ってみましょう。

子供がいる方は、

”○○ちゃんはいい子だね。いつもいい子でいてくれてありがとう。”

夫や妻には、

”いい妻(夫)でいてくれてありがとう。愛してるよ。”

親に対しては、

”お父さん(お母さん)元気ですか。いつもありがとう。”

和やかに感謝の意を込めて言ってみることです。

そして毎日実行すること。

普段やっていない人にはちょっと照れ臭いかもしれませんね(笑)。

でも、もしこれらの事を毎日実践できたら、確実に幸福感が増します。

家族が幸せに包まれます。

もし家族の仲が今悪かったとしたら、この言葉によって不仲は解消されることでしょう。

私は妻と子供達には毎朝上記のような言葉を述べます(両親は他界しておりますので、遺影の前で述べます)。

なに、はじめは照れくさくても慣れてしまえば大丈夫です。

あなたも周りの皆も幸福に包まれますよ。

ぜひ実行してみてくださいね。

 

今回の記事作成にあたっては、

谷口雅春先生著『青年の書』第四章「常に善意を人に与えよ」

 

↓↓↓クリック↓↓↓

 

大熊良樹先生『いのちが喜ぶ話』第34話「親切【深切】道を極める生き方」

 

両方を参考にさせて頂きました。

 

 

研究室より

上の娘(11歳)が最近粘土細工に凝っておりまして、作っている姿をよく見かけます。

なかなかうまく作ります。

昨日の作品です。

 

最終段階で、オーブンに入れて固くして完成です。

実はこれ、非常に小さいのです。

髪止めのクリップと比較してみてください。

 

・・・手先が器用です。

大いに褒め称えてあげました~(笑)。

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