書斎とはライフスタイル、会社に縛られない生き方・自分自身の生活はそこにある!

2018年3月12日

書斎を持つことに憧れておりました。

今からもう15年以上前のことです。

実は書斎というよりも、本当は自分専用の、”リスニング・ルーム”が欲しかったのです。

 

”それなりのオーディオ環境と、座り心地の良い椅子が欲しい。

そこで大音量で誰にも邪魔されず、大好きなJAZZを思う存分に楽しみたい。

音楽を聴かない時にはそこでゆっくり本でも読めたら最高だ・・・。”

などと思っていた時期です。

その時は子供もまだおらず、気楽なものでした。

 

それから15年たった今、幸運にも私は理想の書斎を手にいれることが出来ました。

 

今回はなぜ書斎を持つことが大切なのか、想うところをお話したいと思います。

究極的には会社に縛られない生き方の実現方法もここにあったのだ、と認識しております。

 

書斎とはライフスタイルだと教えられた。

 

林 望先生著「リンボウ先生の書斎のある暮らし」という本があります。

↓↓↓クリック↓↓↓


リンボウ先生の書斎のある暮らし―知のための空間・時間・道具 (知恵の森文庫)

 

今から17年ほど前に書かれた本ですが、この本と出合ったのは丁度私が”リスニング・ルーム”を欲しいと願望していた時期です。

面白そうだな、と思って手にしたのがきっかです。

買った当初、3回ほど読み返したでしょうか。

それほど興味深く、示唆に富んだ内容でした。

 

正直、もうかなり古い本ですから、書籍・コンピューター関連のことなど、今読み返すと時代遅れの感は否めません。

しかし、この本の7章、ブログの標題にもなっております”書斎とはライフスタイル”。

この章は15年経った今読んでもみても色あせることなく納得できますし、生き方として共感できる部分が多々あります。

 

当時これを読んだ事で、私は大きな影響を受けました。

こんな生活を自分もしたい!と心底思ったものです。

 

本当は7章、全文載せたい気分なのですが、それは叶いませんので、以下要点をかいつまんでお送りします。

 

どういったライフスタイルを構築したいのか?

 

 

書斎はライフスタイルです。

ですから、書斎を造ろうと思った時に、自分どういうライフスタイルを構築したいのかという考えを持っていなければ、合理的なありようも考えられない道理です。

本文 P188

 

ライフスタイルとは個人の価値観も含めた生き方ですね。

自分の生き方・価値観に合った書斎を造ろう、ということです。

 

本文の例でいうと、余暇を利用してプラモデルを組み立てたいというのであれば、書斎というより工房があった方がいい。

あるいは陶芸がやりたいと思ったら、轆轤(ろくろ)のある工房を、お茶がやりたいのであれば、茶室をといった感じです。

ここで警告しているのは、こういった自分が欲しているライフスタイルを突き詰めることなしに、ただ単に書斎をステータスシンボルのように漠然と考えて造ってしまっては失敗する、ということです。

 

別に高尚な事をやらなければならない訳ではありません。

先にある、プラモデル作りでも(それが高尚でないとはいいませんが)、地道に極めれば定年退職後の楽しみにもなろうし、それで身を立て生計を立てることだってあるかもしれません。

 

何事でもプロと言われるには少なくとも一万時間の投資が必要だ、と言われています(一橋大学を辞めてソニーの取締役になった中谷巌さんのお言葉だそうです)。

一万時間というのは毎日8時間やったとして3~4年です。

一日平均2~3時間やったとして約10年です。

つまり趣味の範囲でも本当に打ち込んでやれば、10年もすればその分野においてプロの領域になれるのです。

 

そういった自分が好きなことを日々充実させるため、あるいは将来の夢を実現させるため、そのための書斎だ、ということですね。

 

 

 

出世を取るか、自分自身の人生を取るか。

 

私だったら、偉くはならなくてもいいから、自分自身の生活を侵されたくないと思うでしょう。

それは私自身が、自分自身の生活を持っているからです。

持っていない人だったら、どこに価値観を置いていいか分からないから、いずれ会社なり組織なりに巻き込まれてしまう運命です。

本文 P207

 

当時この箇所を読んで、”がつーん”っと頭にきたのを覚えております。

結局仕事人間という人は(もちろん全ての人がそうとはいいません、本当に心から仕事に生きがいを感じている人もいるでしょう。)、自分自身の生活を持っていない人なんですね。

 

本文で紹介されていますが、もし自分がカントリー&ウェスタンの音楽がやりたいのならそれを捨てるな、とあります。

練習をする日だったら、残業せずに帰れ、と。

すると周りの人も、”ああ、あの人は音楽家だからしょうがないよ”、となるだろうと。

 

 

それでいいんじゃないでしょうか?

もちろん、会社に迷惑をかけたらいけませんよ。

やるべきことはきちんとやって、結果は出さなければなりませんよ。

でも、それ以上のことをやって自分の生活を犠牲にすることはないでしょう。

それは先にも述べたように、その人自身の生活があるからです。

 

自分自身の生活が仕事ではないとして、それ(自分自身の生活)を犠牲にしてまで仕事をする意義ってなんでしょう。

それを捨てたら人生終わりではないか、とまで林先生は言われています。

生活のための仕事ではなく、仕事のための生活になってしまう・・・、本末転倒だろうと。

 

ですから会社の飲み会が入っているからといって、自分自身の生活を犠牲にしてまで忠誠を尽くす必要はありませんよ(まあ、実際どんな飲み会かにもよるでしょうが)。

趣味のバンドの練習があるなら、そちらを優先すべきです。

 

会社内では仕事に全力を尽くしましょう。

でも一歩会社を出ると、あとはもう自分自分自身の生活を楽しむ時間です。

ぱっと頭を切り替えて、自分の書斎で好きなこと、10年後にその分野でプロになることを夢見て励みましょう。

その方が何と生産的で未来ある人生であることか。

 

そのための書斎だ、ということですね。

 

会社に縛られない生き方を実現しよう。

 

・・・真に実力のあるスペシャリストだったら、出世なんていう「組織の中だけの価値」に拘泥して、あくせくと繋がれている必要はなく、自由に自分の人生を選び取ることができるという、このぬきさしならない事実です。

本文 P217

 

結局、しないでもいい残業をして会社に残っているような人は会社に縛られた人生を送っているのです。

表面上会社に尽くしているようで、その実心の中では会社への不満で一杯・・・。

・・・本当は辞めたくてたまらない。

自分に自信がない裏返しですね(厳しい言い方ですが)。

 

そんな時間があるのなら早く帰って、自分の書斎で自分の好きなこと、あるいは目標としていることに向かって時間を費やした方が絶対良いに決まっています。

 

 

キーワードは”スペシャリスト”です。

 

本当に実力がある人は、会社に対しても臆することがないでしょう。

それは別に首になっても他で仕事を見つける自信があるから、会社に堂々とした正論を浴びせることができるのです。

また本人も、実は会社が自分に辞められたら困ることを知っている・・・。

ですから、会社や上司に媚びることなく自分の希望を言う事ができます。

 

またスペシャリストの多くの人達は、出世に執着がない人が多いようです。

彼ら彼女らは”出世”することよりも、自分たちが興味のある”創造”の場に関わっていたいのです。

 

そんな彼ら彼女らは、きっと自分自身の生活を持っているに違いない。

そして、おそらく書斎(何らかの自分固有の活動の場)も持っていることだろう。

 

そうやって考えてみると、会社に縛られない生き方とは、自分自身の生活を楽しむ生き方、と言えるかもしれません。

 

”自分自身の生活”が会社の仕事と何等かの関係、接点があるに越したことはありません。

しかし例え接点がないとしても、それを続けていさえすれば、道は開けると私は信じます。

 

その蓄積された知識なり経験が生かされる時と場所がきっとくる。

 

しかし何より、将来のことも大切ですが、そういった生活を送る”今”が一番価値あることなのです。

”今”を一番価値あるものにするために”自分自身の生活”を送るのです。

”将来”のためではない、”今”を生き生きと生きるため。

そのための”自分自身の生活”だ。

 

まずは、自分自身の生活を持つ。

そして、それ送ることが最大の喜びであり、また楽しみでもあるという風になること。

 

これです。

 

そのための手段としての書斎なんですね。

 

管理人注:”自分自身の生活”って何なんだ、それをどうやって見つければいいんだ? 

もし以下の記事をまだ読んでいませんでしたらぜひ読んでみて下さい。

何等かの参考になるはずです。

自分が本当にやりたいこと、見つけられずに悩んでいますか?

また、上記以外、このブログのタイトルから興味を引いたものを読んでいただいても何らかのヒントが得られるものと確信しております。

 

書斎をどうやって持つか。

まず物理的に無理な状況ではいくら”書斎”を造ろうと思ってもできないのが現実です。

スペースがない、これが一番の悩みかと思います。

できれば個室が欲しいが、まずそんな部屋がない・・・。

 

何をやりたいかにもよるでしょうが、知的創造であれば、パソコン一つあれば、図書館でも、あるいはお気に入りのコーヒーショップにでも行ってそこを”仮想書斎”とみなすことも可能かと思います。

農業をやってみたいのであれば、レンタルの農場が書斎のようなものでしょう。

 

私の知り合いはマラソンを趣味としており、もうかれこれ5年になります。

 

 

最近はトライアスロンに興味を持ち始めたようで、今は自転車を知人から借りてやっているが、いずれは自分のものを持ちたい、とのこと。

そして、いずれは自分の自転車をメンテできるような作業場を自宅のガレージに作りたいそうです。

そのために、いずれは引っ越すか、自宅を増改築したとのことでした。

 

もし本当にこのまま彼がトライアスロンを続けて行くのならば、彼のガレージを作るという夢は叶えられると私は感じています。

そのガレージが彼にとっての書斎となるのですね。

 

皆さんも今は欲しくても自分の書斎が手に入らないかもしれません。

しかし、本当に欲しいもの、必要なものは必ず与えられます。

それを信じて今は自分の出来うる最大限の努力をして行きましょう。

私がそうでしたから・・・。

きっと手に入りますよ。

 

さて以下の画像は私の書斎の一部です。

好きな音楽、本に囲まれて幸せな毎日を送らせて頂いています。

ちょっと紹介しますね。

アメリカですので、日本のスケールとはちがって大きいです。

その点は本当有難いですね。

 

まずはオーディオです。

両脇にあるスピーカーを除いてみんな古いです(20~50歳くらいですか)。

スピーカーが4組もありますが、決してマニアではありません(笑)。

その証拠にスピーカースタンドはレンガです。

特にお金をかけるつもりはなく、今の音にそれなりに満足しております(自己マンというやつですが)。

 

スピーカーのネットを外した写真も一応載せておきます。

 

管理人注:オーディオについては、最近の模様をこちらでアップしております。

次にJAZZのレコードを1枚だけ。

これは名盤、JAZZファンなら誰もが知っている一枚です。

かなり古いレコードで、おそらく1958年発売当時に近いものです。

音はそんな古さを感じさせないところがJAZZマジックですね。

 

 

がらっと変わってLET IT GOです(笑)。

これがまたいいんだ~。

 

私の作業場です。

 

これはイチロー選手が、ジョージ・シスラー選手の最多安打記録を更新した新聞記事をラミネート加工したもの。

地元の新聞記事です。

日付は2004年10月2日。

記録を更新した時は嬉しかったなあ。

これを眺めがら、俺も頑張るぞー、って目標に向かって励んでました。

今も壁に貼っています。

 

 

最後に私の人生の指針である、『生命の實相』、頭注版全40巻です。

 

写真は載せませんが、本・レコード・CDも結構あります。

月刊「文藝春秋」はアメリカへ移住した1990年代後半より今まで全てあります。

毎月とても全部は読めませんね。

ずーっと後、仕事にお暇を頂けるようになってから読みかえして行くというプランを一応考えています(きっと退屈はしないでしょうから)。

 

追記:その後、レコード1,000枚が手元に入りました。その模様はこちらです。

仕事, 出世書斎

Posted by HAL


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