良い子に育てるって、どういうことでしょう?
良い子に育てたい、親なら誰しも思うことですね。
良い子と一口に言ってもいろんな種類の良い子がありますし、どういった良い子に育てたいかは人それぞれです。
私にも娘が二人おりますが、実は、特にこれといった教育はしておりません(汗)。
ただ、挨拶をする、時間を守る、姿勢を正す、後片付けをするといった、人として基本的に身に着けておくべき事柄については、不正を見かける度に口うるさく言っています。
それは子供達も分かっているようで、最近では言われるタイミングを見計らって対策を打ってくるようになりました。口うるさいおやじだな、きっとそう思っていることでしょう(笑)。
でもそういった事柄とは別に、人間として生きてゆく上で心情的に最も大切なこと、それは小さい時からきちんと身に着けて欲しい、そう願っております。
それが基礎となって、健やかな成長を遂げることができると思うのです。
私が想う大切なことに、”信仰”があります。
今自分が尊い命として生かされていることを神様に感謝する。
その気持ちを子供達にはしっかりと持って欲しい・・・。
妻はカトリック信者であり、娘達もそうです。
週末に家族で教会に行ったり、子供たちをクリスチャンの学校にも通わせています。
実はこれに関して、手前味噌で恐縮ですが、ちょっと嬉しいと言うか、驚いたことがありまして、それを皆さんにお話したいと思います。
娘の机上で見つけたもの。
下の娘は7歳になったばかりで、この秋から小2になります。
絵を描くのが好きで、机の上でよく描いているのですが、先日この絵を見てちょっと驚きました。
驚いたのはハートの中の言葉にです。単語は間違いだらけですが、文章の意味はこういう事です。
「もし何かつらいことがあったり、誰かに意地悪をされたりしたら、直してもらうよう神様にお願いしよう。神様はなんでも直せるのです。」
まだ7歳になって間もないですからね。
こんなことをもう自発的に書くかと思って、ちょっとびっくりしました。
「これ誰から聞いたの?学校の先生?」
尋ねてみましたが、彼女は答えません。
ちょっと戸惑っているようです。
んっ、と思って、もう一度。
「ねえ、○○ちゃん、誰から聞いたの?学校ででしょう?それとも教会で?」
そしたら、なんと、
「GOD。」
って答えたのです・・・。
で、私も
「GOD?」
すると、娘はうなずくだけで、無言。
未だにちょっと戸惑っているかのようです。
・・・それ以上言葉をつなぐ気になれず、その絵をもらってその場を立ち去りました。
”神様から直接聞いた、ってことですか?”
私が心の中で反復していました。
まずはやはり環境か?
正直驚きました、そういう事を想える人になって欲しいとは思っていましたが・・・。
誰から聞いたのと聞いて答えが”GOD”、っていうのには本当目が点になりました。
それがまた、嘘を言っているように全然見えなかったので益々驚いた訳です。
本当に神様からの声が聞こえるのかなと。
でもそれ以上詮索する気にはなれませんでした。
そのことを娘に深く考えさせたくないと思ったのです。
今のまま自然にさせておくべきだ、そう思いました。
まあ、誰かの言葉、あるいは映画のセリフか何かが心に入りこんでいて、そう言ったのかもしれません。
しかし、それでもそういった思考をし自然に言葉が出てくる事自体、いいことだなと思ったことです。
娘がこのような心的成長を遂げている理由は”環境”だと思います。
家庭、学校、友人、全てがそういった”神様”を信じる環境にあることは確かです。
妻はカトリック信者でたまにそういった話をしているみたいですし(とはいえ、別段家では食事の前にお祈りをする、毎週必ず教会に行く、神様について語りあう、などということはしていません)、学校では教会でお祈りの時間もあるようですし、友人、そしてその家族も基本的に信仰深い方が多いです。
子供は、特に小さいうちはほとんど環境によって、つまりどういう家庭で、どういう学校で、どういう友達と触れ合うかで人格が形成されて行くのだろうと思います。
座右の書は『生命の實相』。
私自身はカトリック信者ではなく、『生命の實相』という本を愛読しております。
『生命の實相』は”生命の實相哲学”を提唱された谷口雅春先生によって書かれ、”我々の生命とは一体何か”ということについて述べられた、希望に満ちた、生きる喜びが心の底から湧き上がってくる本です。
管理人注:上画像、谷口雅春先生です。谷口雅春先生を学ぶ会HPよりお借りしました。
思うに、この本を読んでいることで、子供たちの思想の上に父親としての何らかの精神的感化があるのかもしれません。
それを下の娘の”GOD”、という答えを聞いた時に思ったことでした。
言語は違えど、自分の想いは伝わっているのか・・・。
『生命の實相』は私にとってはキリスト教信者の『聖書』と同じようなもので、少しづつでも毎日読むことで心の栄養をもらっております。
頭注版で全40巻、読み続けてもうかれこれ30年になりましょうか。
何回読んでも決して飽きるということが無い。
読む度に新鮮な発見がある。
それだけ多くの真理に溢れています。
汲めども汲めども尽きることがない・・・。
子は親を見て育つ、といいます。
たいしたことは何もしておりませんが、一つだけ確かなことが言えるとしたら、『生命の實相』を読む父親の姿を見ながら子供たちが成長してきたことは間違いありません。
・・・ところで、『生命の實相』って一体どんな本だろう?
もし関心がおありでしたら、私お勧め最初の一冊がこれです。
試しに読んでみませんか?
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管理人が自信をもってお勧めする一冊。日常生活を思いのままにする極意が述べられています。
『青年の書』、これも素晴らしい本です。
ぜひ一読して欲しい。
特に若い人がこれを読んだら、その後の人生が180度変わってくるでしょう。
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夢は必ず叶う!自分の中に宿る無限の可能性を再認識させてくれる本。
下の写真は、私が大学生の頃に『青年の書』を読んでいた”記録”です(ちょっと恥ずかしいですが)。
あの時、希望に満ちて読んでいた時の心境は今でも鮮明に覚えております。
管理人注: このたった2ページを読んだだけでも、その内容の濃さ、読む者をしてその心を鼓舞させずにはいられない雅春先生の文章力の凄さを感じます。
50年以上前に出されたとは思えない、古さが全く感じられない、時代を超えた名文です。
この『青年の書』英語版、上の娘の来月11歳の誕生祝いに送ろうと思います。
この本は歌手のクリス・ハートさんの座右の書でもあるようです。
追記:”研究室より”の記事、広告の下に追加しました。
研究室より
9月末が上の娘の誕生日でした。
誕生プレゼントとして『青年の書』英語版をあげました。
まず最初のページを読んで、
「クリスチャンの本だね」
とのこと。
なるほど。
確かに、日本語版では最初の一行、書き出しは、
”イエスは「神意の天になるが如く地にも成らせ給え」と祈れと訓えられました。”
の一行で始まっています。
プレゼントした時に私が言った言葉がこれです。
「この本は、一回読んでおしまいじゃないんだよ。
繰り返し、何回も何回も読んで行くんだよ。」
これが実行できれば、子供の教育はほぼ終わり。
親としては、もう大安心の境地でしょう。
さてその後、学校に持って行って読んでいるとのこと。
果たしてちゃんと読んでいることやら。
きちんとフォローアップせねば・・・。
娘が読み終わったら、英語版、私も読んでみたいと思います。
ちなみに、ここをクリックすると、アメリカのアマゾンにて購入可能です。
『生命の實相』頭注版第7巻の英語版と一緒に購入するパターンが多いようです。
私もこのパターンにて購入し、『生命の實相』も娘ににはプレゼントしました。
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