リベンジポルノ、その恐ろしさ、その防御法について。

2017年11月22日

先月「TIME」マガジンの表紙に、巷で話題の”Game of Thrones”が載っていたので、どんなものかと思い旅先の機内で読むために購入しました。

 

 

早速読もうと思って開いた矢先に載っていたのがこの”リベンジポルノ”の記事です。

読んでみて、これは闇が深いと思いました・・・。

今回はこの件についてその恐ろしさと防御法についてお話したいと思います。

管理人注:”Game of Thrones”は今世界で一番人気のシリーズドラマ、だとか。

実際に観はじめると止まらなくなりそうで、自重して観ないようにしています(笑)

 

現代版スカーレット・レター?

このTIMEマガジンに載っていた記事の題名は、”The new scarlet letter”です。

この題名の意味ですが、もともと”scarlet letter(スカーレット レター)”とは小説の名前で、その小説にでてくる主人公の女性が姦婦(かんぷ:性的な不義を犯した女性)として辱めを受けるため、”Adulteress(姦婦)”を表す赤い”A”の文字を服につけさせられました。

それによって、私は性的にふしだらな女ですと皆に示すわけです。

いわゆる罰として辱めを受けたのです。

今回の記事が”new scarlet letter(現代版 スカーレット レター)”となっているのは、リベンジポルノの犠牲者が図らずもこの小説にでてくる女主人公と同じ立場になっているからでしょう。

しかも全世界不特定多数の人にむけて、文字とかなんとかではなく、自分のヌードの写真を晒してしまっている…。

これ以上の恥辱はないでしょう。

別に性的に不義をした訳でも法を犯した訳でもないのに、画像が公開され、他人に知られたくない恥部をさらす格好になってしまう。

 

最近は法律が定まってきたとはいえ、ネット上でのこと、そんなに簡単に犯人逮捕、事件解決と行くとは思えません。

ですから基本的に自己防衛して行くしかありません。

以下、今回の記事をたどりながら、リベンジポルノの恐ろしさ、そしてその防御法について述べて参ります。

 

 

一旦載ったが最後、完全に取り消すことはできない。

ネットの世界はブラックホールのようなもの、なんでも取り込んで行きます。

そして一旦取り込まれてしまったが最後、未来永劫完全にそれを消し去ることはまず不可能です。

たとえ今現在ネット上で消し去られたとしても、それがまたいつ復活するか分かりません。

これはリベンジポルノの被害者にとっては、”絶対に癒えることのない病を抱えて生きてゆくようなものだ”と表現されています。

新しい街に引っ越した、新しい職場で働き始めた、など新しい環境に入る度に、いつか誰かが発見しやしないかとおびえることになる。

もういっそうのこと整形するしかないのだろうか…。

 

この恐ろしさを、特に若い人達には肝に銘じて頂きたい。

 

若気の至らなさでは済まない問題だからです。

この記事に載っている被害女性は知的で社会的にも立派な女性です、そのような人でもこういった過ちを犯してしまうのです。

 

管理人注:被害にあった女性です(TIMEマガジン 7/21/2017号より)。

ここまで自分を露出する決意の元には、自分のような過ちを犯す人が少しでも減るようにとの想いからだと思います。

被害相談に乗るNPOの会社も立ち上げたそうです。

 

彼女はネットの恐ろしさを知っていたし、そのようなバカなことはしないと思っていた。

でも男性が海外に住んでいる関係上、状況的にそういったやり取りをするはめになってしまったようです。

そしてその男性との関係を断った結果、恨みを買ってしまい、その男性が腹いせにネット上に彼女の画像を公開した・・・。

そのようなことが起こるとは思ってもみなかった、とは彼女の弁。

でも考えてみたらそのような画像を彼がもっていたことは知っていた訳ですから、起こりうることなのです。

 

悪気がなくても加害者になりうる。

別段悪気がなく、軽い気持ちで誰かの画像を載せることでも、その人の一生を台無しにしてしまいます。この点も恐ろしいです。

おもしろ半分、あるいは自分の利益のために、本人には分からないだろうと、軽い気持ちで誰かの画像をネットに載せたが最後、もう、その人の人生を壊してしまっているのです。

 

この記事にも載っていましたが、ある女性の家に見知らぬ男性がやってきた。

話を聞くと、ネット上でその女性が性交相手を募集していると見たのでやってきたとのこと。

実際にやってくる男も男ですが、このような事が実際に起こっているのです。

今後刑罰によって厳しく管理されることにより、徐々に注意が拡散されて行くとは思いますが、悪意に限らず、とにかくネット上に無断で他人の画像を投稿することは絶対にやめるべきです。

 

被害者のほとんどは女性。

この記事にも載っていましたが、PLAY BOY誌などに載っているヌード写真を、以前は男の仲間内で回し見していたが、今はそれがTEXTの写真にとって代わられてしまった、とのこと(どうやら、SEXTING、というらしいです)。

若い女性が男性と付き合う、そしてその親密さ、硬い信頼関係の証として女性が自分のヌード写真を男性に送る、ということが行われているようです。

なんてことはない、その写真を受けた男性はそれを仲間内でおもしろおかしく回し見しているのです(もちろん皆が皆とはいいませんが)。

そしてそれがいつの間にか、画像を手にしただれかの手によって、ネット上に流れてしまう・・・。

 

例えばある意地の悪いプレーボーイにだまされて、女性が遊ばれ、その結果、女性の画像がネットに流出、最悪女性はショックで自殺、男性はその罪を一生背負って生きてゆく、なんてことは十分考えられます。

男性もちょっとした遊び半分でしたことでしょう、ひと昔でもこのようなことはたくさんあったと思います。

ただ、今はこの情報化社会、昔と状況が全く違います。

その点、まず親がしっかりと子供を教育(というか防御サポート)して行かねばなりません。

とにかく、ネット社会の怖さをまずは十分認識することです。

先にも述べた通り、一旦起こったが最後、完璧に取り消すことは難しい・・・。

 

最低限自分からそういった通信情報は絶対に誰にも渡さない、ということを子供たちに徹底させる。

 

特に女性の子供をお持ちの皆様、要注意です。

私も二人の娘がいます、他人事ではありません。

上の子はまだ10歳で、スマホももっていませんが、この点については今後の流行りも踏まえて、十分注意して行こうと思います。

 

根本的防御法とは?

 

一番の理想をいえば、その様な事をする人と関わらないことです。

 

 

悪行で言えば、リベンジポルノをする人には確実に非があります(一方的に悪いとは断言できませんが、悪行を犯した事には変わりない)。

しかし、そんなことをする人だと見抜けなかった被害者にも全然非がないとは言えないのではないか?

何となく違和感を感じなかったのか?

あるいは、尋常でない一面を垣間見はしなかったか?

自分の怒りにぶちまけて相手のヌード画像をネットに晒すなど、そんな非道なことは普通しないでしょう。

そんな常識を逸脱した、無慈悲なことが出来る人ですから、何か人間性に異常を感じさせるサインがあったのではないか?

それを感じた時にきっぱり別れてしまえば被害に会わなかったかもしれません。

あるいは完璧にそういったダークな面を隠し通すことができる稀有な人間だったのか、はたまた悲しいかな、自分も同じ様な人間であったが故に気づかなかったのか(このブログの読者に、その様な方はいないと思いますが)。

 

その人の人間性は、その人の表情、言動、雰囲気に必ず現れます。

どんなに真の人間性を隠していても、生理的に感じるもの(何かしれないが相入れない、違和感がある)、あるいは直感的に”この人は危ない”と感じるものです。

それはその人の人間性、普段からどういった思想をもって生きているのか、によります。

類は友を呼ぶ、と言いますが、普段から健全な想念をもって、自分の判断に自信をもって生活することで自然とトラブルから遠ざかる、そして自分に好ましいものだけが近づいてくる、そんな生活、人生を送りたいものです。

 

“リベンジポルノには、近づかない、関わらない。”

 

皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

 

 


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