お酒、アルコールをコントロールする方法について。(その2:両親に感謝すること。)

2018年3月19日

こんなに苦しんでいるのになぜ飲み続けるのか、そこには理屈では説明できない事情があります。

これは理論的に説明できることではないので、万人の共感を得ることはできないかもしれません。

しかしだからこそ、多くの方が苦しみ続けている、ともいえるかもしれません。

お酒、アルコールをなぜ辞めることができないのか、その苦悩を単にストレス・不安といった心情とは別の、もっと深い所にある心因から述べて参ります。

 

単なる遺伝なのか?

お酒、アルコールに悩んでいる方で、親がやはり同じような問題を抱えていた、という方は以外と多いのではないでしょうか?

実は私もその一人で、物心ついた時から父親がアルコール浸りであり、幼少の時から両親が喧嘩したり、アルコールが原因で父がさまざまな問題を起こすのを見て育ちました。

私がまだ小学生だった時、母が入浴中に父がこっそりと焼酎を飲むのですが、飲んだことが母にばれないよう焼酎をコップに注いだ後、一升瓶にその分水を加えるのです。

そしてそれを見ていた私に”お母さんには内緒にしておけよ”、と(笑)。

なんともせこいですが、そんな父を見て子供心ながら情けなく思ったものです。

そんな家庭でしたから当然家は貧しかったです。

お酒を飲まなければ人の良いまじめな父でしたので、父がお酒さえ飲まなければ、人並みの生活ができるのに、と思い続けていました。

そこから飲酒を辞めない父に対する非難の気持ちが醸成されていったのです。

翻って、なぜ自分はお酒を飲むのが好きなんだろう?

 

 

あんなにお酒で苦労した父を見て育ったのだから反面教師としてお酒を毛嫌いしてもよさそうなものだが。

少なくとも破滅的な飲み方は避けそうなものだが、なぜつい飲みすぎてしまうのか?

 

 

無意識の罪悪感情

そんなことを思うことしばしばであり、自分なりに原因を考えてみましたがはっきりとした確信を持てずに過ごしてきました。

しかしようやくこれかなという原因にたどり着きました。

以来心が楽になり以前のような暴飲をすることはなく、概して適度に楽しいお酒を楽しむことができるようになったのです。

それは、父に嫌悪感を抱いていたという罪悪感情により、父が苦しんでいた飲酒を自ら追体験することで自己処罰していた、ということです。

簡単にいうと、父が苦しんでいたお酒を自ら暴飲して自分を傷つけることで、父を非難していた自分の罪を購っていた、ということ。

自分の潜在意識が、両親を非難する罪な自分を傷つける。

誰が強制することもなく自分自身で。

そんなことありえるのでしょうか?

 

根っこにあるのは両親への感謝の念

幸せな人生の基本は両親への感謝にあります。

この世に自分の生を授けてくれた両親への感謝なしには、心から幸せな人生を送ることは難しい。

こんな不幸せな人生なら生まれてこなければよかった、と生んだ両親を責める人があります。

実は順番が逆で、生んだ両親を責めているから幸せな人生を遅れないのではないですか。

回りの人を見てください。

お金持ちでもなく、何の取り得もないけれど毎日楽しそうに過ごしている人がたまにいますよね。

その人達に共通していることは、必ず家族の仲がよくありませんか?

基本になるのは親子間の愛情です

その人達はきっと親子がお互いに愛し合い、固い親子の絆を築いていることでしょう。

アメリカに住むメキシコ人は他の民族と比べて重労働、低賃金の職についている割合が高いのですが、家族の絆は他の民族よりずっと高いと妻から聞いたことがあります。

そして最もハッピーな家族文化をもっているのがメキシコ人であると。

 

 

たまに親から冷遇されて親を心から愛せない、という人もいるでしょう。

でも心から子供を愛さない親なんて本当はいないのです。

自分の本心とは別のところで迷いが発生して、表面的に子供を不幸にするように振舞ってしまうのです。

でもいつかはきっと自分の本心に帰ります。

そして大きな後悔と懺悔の気持ちで人知れず涙を流すことになるのです。

どんな親でも本心では子供を愛する気持ちに変わりはない。

そして子供は潜在的にこの世に生を授けてくれた親に感謝することを知っている。

その想いに反して親を憎んだり非難したりする自分の罪悪感情から子供は自己処罰をする。

それが自分の場合は暴飲であった、という事です。

 

腑に落ちるとそれで解消される

自分も40後半にもなると、父の気持ちを察することができるようになりました。

 

 

”お父さん、私はあなたが飲酒をしていたからといってそのことを全く恨んではおりませんよ。

3交代の工場勤務、大変でしたね、狭い家の中、ゆっくり寝ることもできずに仕事に行く苦労は相当なものだったでしょう。

若い時にキャリアを誤りその後職場に報われず、自分の得意とすることとは無関係に仕事を得て、それを習得するために必死に努力はするが給料は低い・・・。

家族を養うだけでも大変でしたね。

酒でも飲まなければやってられない気持ち、良くわかります。

お父さんもそんな自分から実は変わりたかった、そして人生でやりたいこともたくさんあった・・・。

無念でしたね。

でもそんなお父さんの苦労があって、今自分はここでこうして生活することが出来ています。

本当にありがとうございました。”

そんな気持ちが心の底から起こってきて、ふっと腑に落ちる。

すると自然に暴飲することがなくなりました。

これは何も飲酒に限らず、自分が抱えている様々な問題の奥には、実は”親に対する非難の気持ち”、が介在している場合があるのです。

皆さんの中で、今大きな問題を抱えて悩んいる方。

この点ぜひ振り返って内省してみてください。

飲酒癖もその例外ではありません。

 

追記:広告の下に”研究室より”の記事を追加しました。

稲盛和夫氏のことを紹介しております。

 

 

 

研究室より。

お酒・アルコールをコントロールする方法、次回その3にて 『生命の實相』という本について紹介しています 。

実は財界、政界も含めて様々な人達に影響を与えてきた本です。

京セラの名誉会長であります稲盛和夫氏もそのお一人。

 

管理人注:上画像、記事「動機善なりや、私心なかりしか」稲盛和夫理事長インタビュー(2011年7月)よりお借りしました(クリックしてインタビューの全文ご覧になれます)。

下の記事は稲盛和夫氏が、インタビューを受けてご自身が小学校6年生の時のことをお話されたものです。

当時、谷口雅春さんという方が仏教の教えの真髄をベースに、「生長の家」という新興宗教をおこしていました。

(中略)

「生長の家」の信者で、「こんな本が出たよ」といって、縁側まで『生命の實相』という本を持ってこられる。

それを貸していただいて、貧るように読んでいった。

「動機善なりや、私心なかりしか」稲盛和夫理事長インタビュー(2011年7月)P7より

 

管理人注:下写真、谷口雅春先生です。「生長の家」創始者・谷口雅春先生を学ぶ会様のHPよりお借りしました。

 

稲盛和夫氏が、小学校6年生の時に貧るように読んだ、とインタビューで答えるほどですから、ご自身の人生へのインパクトも大きなものであったことでしょう。

そういう宗教的なバックグラウンドが、小学6年生から中学に入るまでずっとありました。

そんなことがあったから、逆境の中でも変なほうに行かないで、いい方向に行ったのではないかと思います

「動機善なりや、私心なかりしか」稲盛和夫理事長インタビュー(2011年7月)P7より

 

『生命の實相』を読んでいたから、そのバックグラウンドがあったからいい方向に行ったと言われています。

戦時中、空襲が激しい中、少年時代の稲盛和夫氏を精神的支柱として支えたのは『生命の實相』哲学だったのですね。

『生命の實相』は「生長の家」信者のためだけにあるのではありません。

稲盛和夫氏がご自身への影響を、公の記事でこうやって堂々と述べられるほどの”普遍的内容”を持った本なのです。

その『生命の實相』が教えるお酒をコントロールする方法がその3です。

 

お酒, 健康お酒

Posted by HAL


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