出世だけが全てじゃない、幸せなサラリーマン生活とは?

2018年6月1日

 

幸せなサラリーマン生活を送っている人なんて本当にいるのだろうか?

出世とは縁遠い、あるいは出生の道が絶たれた人にとっては特に難解に思えることかもしれません。

 

 

「出世だけが全てじゃない。」

これは当然のことであって、皆が皆出世出来る訳ではないですし、またその必要もありません。

個人の能力、特性は様々であって、上にたって他人をリードして行くことが必ずしも皆にとっての天職ではありませんし、物理的にも上に立てる人間は自ずと制限されます。

とは言え、理屈では分かっていても、サラリーマンとして働いている以上、同僚に対する対抗心、優越感、劣等感のような感情的思いが巡ってくるものまた事実で、それに悩まされている人もたくさんいることでしょう。

いわゆる”出世争い”というものですね。

その争いに負けると、何かこう、自分がひどく劣っているように感じる・・・

”負け組”に入ってしまったら人生お終いだ、みたいな恐怖心がある・・・。

そういった感情に振り回される事なく超然とした心境で日々の職場生活を過ごしたいものです。

また年収の問題もあります。

出世することなしに、どうやって着実に、満足できるほどの収入を維持・アップさせることができるのか?

サラリーマン生活を始めて10年位経った30代半ばくらいの方は、このようなことを思案し始める頃かなとも思います。

出世争いに振り回されることなく、自分らしさを失わずに、でもしっかりと年収は稼げるサラリーマン生活を送りたい。

その事に関して今回は意見を述べたいとおもいます。

 

職場は人生の主生活場。

言わずもがなですが、サラリーマンにとっては職場が人生の主生活場であるわけで、睡眠時間を8時間、仕事に拘束される時間を10時間と仮定すると、起きて活動する16時間の内の6割以上(10/16)は仕事のために費やしていると言えます。

週末、祝日等あり厳密に言えば違ってきますが、ざっくり言ってサラリーマンは人生の半分は職場で過ごしていると言ってよいでしょう。

ですから当然その会社、職場でいかに過ごすかが非常に重要になる訳で、人生の幸不幸もそこで半分は決まると言っても過言ではありません。

出世に人生の価値を置きすぎない。

出世することに人生の価値観を置きすぎない、まずはこのことをしっかりと認識すべきです

サラリーマン社会だからこそ大切な心構えです。

出世は目的ではなく結果だと考える。

出世に執心することなく、会社のために精一杯働いた結果、必要に応じて出世(昇進)したと本人が理解していれば、そこには執着がないので自分も周りも物事が極自然に展開して行きます。

逆に言うと、必要がなければ出世(昇進)しなくても結構、ということ。

出世しなければという意識を超越して、気にかけない、ということです。

出世にあまりにも執着し、相手を蹴落としでも勝ち取りたいという気持ちになると、様々な悪感情が沸き起こってきます。

これでは出世してもしなくても、いずれにせよ負の反作用が醸成され組織に悪しき波風を立たせることになります。

そういった”種”になりたくないですね。

周りの人から、”何でこの人が昇進したの???”、みたいに思われることは、やはり何かいびつな要素があるに違いない。

これでは出世した本人にも結局良い結果をもたらすことはないでしょう。

もちろん出世すること自体を非難する気はありません。

 

 

それに生き甲斐を感じる人はその想いに従って生きて行けば良いでしょう。

会社を改善したい情熱とアイデアに溢れ、本人にそのキャパシティがあれば、その実現のために上を目指すのは自然な流れです。

しかし本来の正しい目的を決して忘れることのないように。

個人の欲望と出世の結果は必ずしもリンクしないし、会社の発展にベストな状況にいずれ落ち着くはずです。

そうでないと会社自体が衰退してしまいますからね。

あまりにもいびつな現象は自然淘汰され、結局会社にとっても個人にとっても不幸せな結果を招くということです。

 

 出世は人生の報酬の一つに過ぎない。

そもそも出世しなくてもそれが何でしょう。

出世は数ある多くの人生の報酬の中の一つにすぎません。

中には出世を拒んで家族の幸せを優先させる人もいるし、仕事の後に地域の子供達にスポーツを教えることを選択する人もいます。

 

 

別に出世に敗れたのでは無く、出世以外の事項を優先したに過ぎません。

先に述べたように、上に行ける人は限られています。

そこに一番適した人が行けば良い、そして各々が自分に与えられたポジションで精一杯与えられた仕事を(会社のものに限らず色々な仕事)をこなして行けば良いのです。

このような心境でいる人は、出世に惑わされることなく日々充実して仕事に取り組める人であり、会社にとっても貴重な存在であります。

 

以前勤めていた会社で数億円の機械を出荷するのに、たった数百円の部品がないがために出荷できなかったことがありました。

高価な部品だけが重要なわけではなく、どれが一つでも欠けると全てがアウトになります。

会社の人財もかくのごとくではないでしょうか?

ポジションは関係ないのです。

皆各々がその会社の命運を担っているのです。

 

出世するということは、上にたって人を引っ張って行く能力がある、いわゆるリーダーになるということですから、その能力に長けた人がなればいいのです(その能力がなく上に立つということは、悲惨な結果をもたらすのは先に述べたとおりです)。

その業務性格上大きな責任を伴い、その決断結果によっては進退を問われることもあるでしょうから報酬ははずむでしょう。

しかし当然仕事の重みは違いますし、精神的重圧に耐えるだけの強さを兼ね備えていなければなりません。

それはその人のリーダーとしての資質の素晴らしさを素直に認めればいいだけのことであって、自分が持つ資質との優劣を比較する意味はありませんね。

 

 

 

出世とは別のモチベーションを保つ。

一つ大きな問題としてお金があるかと思います。

お金を稼ぐためには出世しなければならない。

 

 

これはある面事実です。

上に行けば行くほど多くの収入を得ることができますから。

しかし、そればっかりがお金を稼ぐ手段ではありません。

人によっては副業で稼ごう、あるいはすでに副業が本業の収入を上回っている人もたくさんいるでしょうが、本業でも出世することなしにそこそこの収入は得られます。

それは特別な知識や経験を持つこと、そうすればたとえ平社員であってもそれなりの収入が得られます。

例えば資格を持っている専門職、その道のエキスパートですね。

医者、弁護士、会計士、研究者など。

私自信、CPA(米国公認会計士)の免許を持っておりますが、それによる信頼度アップ、報酬増は確実にあることを実感してます。

まずそれを保持していることが、その人がある一定の市場価値を持っているということを保証します。

またそれに経験、実績が加わることで価値をさらに確固たるものにしてくれます。

そういった資格を有することで自分の存在価値を自他共に認識することに繋がり、自尊心も保ちやすい

資格とは、社会的に認知された肩書みたいなものですから。

また、資格ではなくても、ある分野において突出した能力をもっている、というのも大きな武器です。

例えば、英語がめちゃめちゃできる、具体的にはTOEICで950点のスコアをもっているとしたら、それだけで皆から一目おかれる存在となるでしょう。

ですから、出生に煩わせられることなく、幸せなサラリーマン生活を送る一つの鍵は、

「会社での肩書に匹敵する、自分なりのアイデンティティ(資格、得意分野など)を確立すること。」

ここにあるかと思います。

自分だけにしかない強みをもっている、ということですね。

 

最終的には本当に好きなことを見つけること。

とはいえ、例え一見きらびやかな資格を有したとしても本当に自分が好きなことでないとあまり意味がありません。

資格は役立って何ぼのものですから、自分が好きなことでない資格をもっていても所有している本人がそれを使うことに乗りきでなかったら意味はないのです。

資格に縛られて、自分が乗りきでない仕事をやっていても当然楽しい訳がありません。

”こういう資格が今トレンディだ”、なんて情報に決して惑わされないよう。

あくまでも自分が本当にやりたいことは何なのかを基準に判断することです。

会社の方も、その人が有する資格にお金を払うわけではなく、あくまでもその人が会社にもたらす成果・業績に対して支払うわけです。

ですから、究極的には本当に自分が好きなこと、得意なことを見つけてそれを仕事にすることが、出世に煩わされない幸せなサラリーマン生活の極意となりましょう。

 

 

自分の魂が喜ぶことができれば、出世なんて関係ないし、お金も十分稼げる幸せなサラリーマン生活を送ることができる、ということですね。

資格を取るにしてもこの点をまず十分に考慮した上でチャレンジしましょう。

それが大きな資格であれば尚更です。

いずれはサラリーマンを脱して起業するという道にも繋がるかもしれません。

管理人注:以下の記事も合わせてどうぞ。

新しいレールの上を走って行く。会社を辞める決意表明。

自分が魂から喜べることは何?

他人は関係ないんだよ、比べても意味がないんだよ、というお話。

私の書斎を公開しています。

アメリカの会社でのサバイバル実践記。

 

 

仕事, 出世出世

Posted by HAL


PAGE TOP